解説

参政党の評判は?参院選で1議席獲得!立候補者や政策を調査

参政党をご存じですか?

2022年の参院選で1議席を獲得し、注目しだした方もいらっしゃるはずです。

そこで気になるのは、参政党とは一体何なのか、どのような政策目標を掲げているのかといった事ですよね。

この記事では、今注目したい参政党について解説していきます。

 

参政党とは?

参政党の公式サイトには「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる。」というメッセージが掲載されています。

このメッセージには心当たりのある方も多いはずです。

 

選挙前にSNSなどで、こんな呟きが共感を集めました。

「どの候補者も絶対投票したくない人ばかり…どうすればいいんだ」

 

これには思い当たる方も多いはずです。

 

「この政党はダメだ、だけど他の政党はもっとダメだ……投票する先がない!」

と選挙前に頭を抱えているのは、あなただけではありません。

 

話を戻して「投票したい政党がないからゼロから作る」の参政党。

参政党の公式サイトからは、Twitterや動画、インスタグラムへのリンクがり、インターネット上の戦略を展開している政党であることがわかります。

どのような政策目標を掲げているのか見ていきましょう。

 

参政党の掲げる3つの政策

選挙における争点といえば「政策」ですよね。

参政党では3つの重点政策を掲げているので紹介します。

 

1・子ども教育

「学力(テストの点数)より学習力(自ら考え自ら学ぶ力)の高い日本人の育成」と一つ目に掲げています。

具体的な政策を見ていきましょう。

 

  • 探求型のフリースクールを地方自治体が作れるようにする法改正
  • 自ら仕事をつくり、収入を他社に依存せず、管理されない人生が設計できる公教育の実現
  • 国や地域、伝統を大切に思える自尊史観の教育

 

探求型のフリースクールということで、既に参政党幹部である神谷宗幣氏が加賀市で「加賀プロジェクト」と称した私塾開設を行っています。

そこでは給食も自然栽培、自然の中で子どもたちが様々なことを探求しながら自ら学んでいくことを重視しているそうです。

Twitterを見ると、主に不登校などの子どもたちを受け入れ、元気に通える、同世代の子と触れ合える環境を整えるスクールのようですね。

 

2・食と健康、環境保全

科学的な物質に依存しない、食と医療の実現とそれを支える循環型の環境の追求を二つ目の目標に掲げています。

 

  • 医療資源の適正配分による膨張する医療費の抑制
  • 農薬や肥料、化学薬品を使わない農業と漁業の推進と食品表示法の見直し
  • 先人の知恵を生かした日本版SDGsの推進

 

日本は国民皆保険ですから、誰でも3割負担で病院へ受診し薬局で薬を受け取ります。

高齢者なら1割負担で済みます。

 

先日薬局で高齢女性の方が「あら、こんなにお薬もらったのに1,000円で良いの?安いわね~」と笑っていましたが、実際にかかっているのは10,000円であり、9,000円は国が税金で負担しているのが現状です。

 

そんな日本ですから医療費は毎年8,000憶円を超えており、負担は年々増加しています。

この医療費を抑えるためにどのような政策を打ち出すのか、今後の動向に注目したいですね。

 

3・国の守り

3つ目に掲げているのが「日本の舵取りに外国勢力が関与できない体制づくり」です。

  • 外国資本による企業買収や土地買収が困難になる法律の制定
  • 外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めない。
  • 個人情報と通貨発行権を守るための新しいデジタル政府通貨の導入

 

日本人の投票率は世界でも194国中、139位という結果になっています。

SNSで若い方の意見を聞いても「自分が投票しても何も変わらない」「投票日がわからない」「誰がどんな政策を掲げているのかわかりにくい」といった声が聞かれます。

 

その気持ちは大いにわかります!

 

自分1人が投票しなくても、何も変わらない。

誰に投票しても同じ。

今までだって良くならなかった、これからも良くならないだろう……。

こんな風に考えて、未来を諦めている若者は多いと思います。

とはいえ、こんな風に「日本人が」政治に無関心でいると、いつの間にか日本が外国人に則られていた…なんてことにもつながりかねません。

日本国民が、日本国民のためにしっかりと考えて政策を執り行う、こんな姿勢が今求められているのではないでしょうか。

 

参政党の候補はどんな人?

ここからは実際に参院選に出馬した5人の候補者を紹介していきます。

神谷そうへい

神谷氏は、イシキカイカク株式会社の代表取締役を務め参政党の事務局長をされています。

昭和52年に福井県に生まれ、関西大学文学部、関西大学法科大学院を卒業されています。

21歳の時に海外に留学し「思考停止している日本の若者」について問題意識を持ったそうです。

執筆活動も行っており、今回石川県より立候補し当選しています。

 

松田学

神谷氏と共に、参政党の共同代表を務めています。

昭和32年京都府に生まれ、東京大学経済学部を卒業しています。大蔵省や大阪国税局、成田税関支署長、国土交通省北海道局予算課長などを経て、2010年参議院選挙に立候補するため財務省を退官したそうです。

 

吉野敏明

昭和42年に神奈川県に生まれ、岡山大学を卒業しています。大学卒業後、東京医科歯科大学で再生治療およびレーザー治療の研究をしており、数々の病院を渡り歩いた経験から医療問題アナリスト、言論人としても活躍しています。

現在は誠敬会クリニック銀座で日々治療に励んでいるそうです。

 

赤尾由美

昭和40年東京生まれ、明治大学文学部を卒業されています。

アカオアルミ株式会社の代表取締役会長を務めています。

「大日本愛国党」の初代総裁である、故・赤尾敏氏は叔父にあたるそうです。

 

武田邦彦

東京大学の教養学部を卒業し、旭化成工業などを経て現在は中部大学の客員教授を務めています。

地球温暖化やリサイクル問題など環境問題を中心に研究されており、最近ではテレビ番組に出ることも。

 

政治にしっかりと参加する環境づくりを

2022年参院選で1議席を獲得した参政党について解説しました。

日本は投票率が低く、若者の政治離れが顕著な国です。

政治に参加すると書く「参政党」が、今後どのような政策を打ち出し主義主張を掲げていくのか、同党に注目が集まっています。

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あめみ
6歳児と1歳児を育てながら、企業のWebマーケティングをお手伝いしてます。主にSEO対策をした社会課題に関する記事をライティング、オウンドメディアの運営などを行ってます。簡単なホームページやランディングページのデザインや広告運用のお手伝いもしております。子育て前にベンチャー企業で取締役CFOで8年間頑張ってきた経験を活かして活動中です。