解説

ストレージがいっぱいですと表示された!使用状況の確認方法と正しい対処法

アプリをアップロードしようとした時、動画や写真などのデータをダウンロードしようとしたと時に「ストレージがいっぱいです」と表示されて作業を完了できなかったという経験はありませんか?

この記事では、ストレージとは何か、そしてストレージがいっぱいです、と表示された時の正しい対処法を解説していきます。

 

ストレージとは

ストレージとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデータを長期間保管しておくための記憶装置のことです。

パソコンであれば、内部にハードディスクがあり、足りない分はUSBメモリーや外付けハードディスクなどで容量を補います。

一方で、スマートフォンの場合は、内部のストレージと外部の保存機能であるSDカードを利用します。

最近ではインターネット上で利用できるクラウドストレージ(オンラインストレージ)なども普及しています。

 

ストレージの使用状況を確認してみよう

パソコンの場合

Windows10でストレージの空き容量を確認する方法を解説します。

 

  1. タスクバーのエクスプローラーをクリック
  2. 左側に表示されるアイコンから「PC」をクリック
  3. 一番下に「Windows」というアイコンが表示される

 

このWindowsというアイコンの下に「空き領域●●GB/●●GB」というように表示されているはずです。

空き領域が少ないと、動作の遅れや不具合につながるので注意しましょう。

 

androidの場合

スマートフォンのandroidを使用している場合、ストレージの確認はとても簡単です。

 

  • 設定を開いてストレージをタップする

 

これだけで「ストレージ●●GB/●●GB」と表示されます。

ストレージという部分をタップすると、写真や音楽、ゲームなど、どの項目にストレージを使用しているか詳細が確認できます。

 

iPadやiPhoneの場合

iPadやiPhoneを使用している場合もストレージの確認は簡単です。

 

  • ホーム画面の「設定」から「一般」をタップし「ストレージの使用状況」を選ぶ

 

これだけで現在のストレージ使用状況が確認できます。一番上にストレージが「●●GB/32GB」と表示され、下にアプリごとの使用状況が続きます。

 

ストレージがいっぱいですと表示された時の対処法

パソコンの場合

パソコンの場合、ディスクのクリーンアップをしてみましょう。

Windows10のディスククリーンアップ方法を解説します。

 

  1. タスクバーのエクスプローラーをクリック
  2. 左側に表示されるPCを選び「Windows(C:)」を確認
  3. アイコンを右クリックしプロパティを選択
  4. ポップアップしたウィンドウの全般をクリック
  5. ディスクのクリーンアップというボタンを押す
  6. 削除するファイルが表示されるので内容を確認してOKボタンを押す

 

もし、この対応でも空き容量が足りない場合は、外付けのUSBメモリーやハードディスクにデータを移してみてください。

 

androidの場合

androidの場合、前述したストレージの空き領域を確認する画面で「空き容量を増やす」というボタンが表示されます。このボタンを押して画面の指示に従ってファイルを整理するだけでも容量不足が解消することがあります。

 

それでも解消しない時は、キャッシュクリアをしてみましょう。

 

  1. 「設定」から「アプリと通知」をタッチ
  2. 「●●個のアプリをすべて表示」をタッチ
  3. 「ストレージとキャッシュ」をタッチ
  4. 「キャッシュを削除」を選ぶ。「ストレージを削除」を選んでしまうとアプリが初期化されてしまうので注意しましょう。

 

iPadやiPhoneの場合

iPadやiPhoneの場合、方法がいくつかあるので解説します。

 

使用していないアプリを削除する

  1. ホーム画面から設定を開く
  2. 一般からストレージをタップし容量確認画面へ
  3. 非使用のAppを取り除くをタッチする

 

ブラウザのキャッシュをクリアする

  1. ホーム画面から設定を開く
  2. アプリの項目にあるSafariをタッチ
  3. 「履歴とウェブサイトデータを消去」を選択

 

この作業によって「サイトからのログアウト」や「ブラウザに記憶したIDやパスワード」が削除されることがあります。事前にパスワードなどはメモで残しておきましょう。

 

再起動する

再起動することでストレージ不足が解消することがあるので試してみてください。

 

  1. トップボタンと片方の音量ボタンを同時に長押しする
  2. 電源オフスライダが表示されたら手を放す
  3. 電源オフスライダをドラッグする
  4. デバイスの電源が切れるまで30秒~1分ほど待つ
  5. トップボタンを押して電源を入れる

 

 

容量不足の時に活用したいサービスを紹介

これらの方法でも容量不足が解消しない時は、クラウドストレージを使用してみましょう。

 

Googleドライブ

インターネット上でデータを管理できます。Googleドライブは、Googleアカウントに紐づけされているので同じアカウントで接続することで異なる端末(パソコンやスマートフォン、タブレットなど)でも見たいデータにすぐアクセスできます。

例えば、スマートフォンで写真を撮った時、わざわざメールに添付して写真をパソコンに送っていませんか?

Googleドキュメントであれば、スマートフォンからフォトフォルダに送ればパソコンからすぐに確認してダウンロードも可能です。

 

Dropbox

Dropboxもインターネット上でファイルを管理し共有するサービスです。

Googleドキュメントとは異なり、アカウントがあるなしに関わらず同じチームのメンバーでデータを共有できます。

インターネットに接続しない、オフライン環境でも使用できるのもDropboxの特徴の1つです。

 

iCloud

Appleが提供しているクラウドサービスです。AppleIDでiCloudアカウントを作成します。

基本的には、スマートフォンなどの写真、動画、書類、音楽といったデータを他のデバイスに同期させて使います。

こうすることで、スマートフォンが故障した時も中に保存されたデータはiCloudに保存されているのでデータを復元できます。

 

ストレージがいっぱい?容量不足を解消して快適な動作を取り戻そう

アプリや動画などのデータをダウンロードしようとして「ストレージがいっぱいです」と表示がでて作業を完了できなかった。こんな経験がある方は多いはずです。

今回の記事では、ストレージとは何か、ストレージ空き容量の確認方法、ストレージの空き容量を作る方法などを解説しました。

紹介した方法を試しても、容量がいっぱいという場合は、クラウドストレージを利用してデータを移行するのも有効ですよ。

この機会に、端末内の不要なデータを削除して快適な動作を取り戻しましょう。

 

ABOUT ME
あめみ
6歳児と1歳児を育てながら、企業のWebマーケティングをお手伝いしてます。主にSEO対策をした社会課題に関する記事をライティング、オウンドメディアの運営などを行ってます。簡単なホームページやランディングページのデザインや広告運用のお手伝いもしております。子育て前にベンチャー企業で取締役CFOで8年間頑張ってきた経験を活かして活動中です。